ひろこのひとりごと

精神障害者のひろこの日々を綴っています。 以前18年教員として働いていました。 鬱病を患い、退職しました。 今は支援を受けながらひとり暮らしをしています。

2007年08月

 今朝、モモの様子が急におかしくなりました。朝、かつお節を食べたり、餌を食べたりするところまではよかったです。午前七時半ごろ、「外に出たい。」というので、いつものように外に出しました。

 三十分後、外から帰ってきましたが、様子がおかしいです。飛び込むように駆け込んできたかと思うと、狂ったように、家中を走り回りました。体をしきりに舐めています。何を興奮しているのだろうと思いました。
 すぐにまた、外に駆け出して行ってしまいました。

 間もなく戻ってきたんですが、口を開けており、なんだか変です。母が落ち着かせようとなぜましたが、呼吸も速く、興奮したままです。
 家族で、「これはおかしい。病院へ。」ということになり、母と二人で病院まで急ぎました。

 時間外でしたが、訳を話してすぐに見てもらいました。交通事故の可能性があるそうです。腹部の殴打で、横隔膜が破れると、呼吸が速くなるそうです。
 体温を計ると四十度。通常よりかなり高いそうです。腹部の損傷を調べるために、レントゲンを二枚とるそうです。また、血液検査もするそうです。私たちは、検査の間、待合室で待ちました。

 結果。レントゲンに異常はなく、内臓もおそらくは損傷していないだろう、と。しかし、発熱の原因は不明です。血液検査の結果も異常がありませんでした。

 医師の判断で、「室内にエアコンをかけて、水分を取らせること。外に出さずに様子を見ること。夕方四時の診察につれてくること。」を指示されました。

 今は、帰宅して、水分を取らせました。夕方まで様子を見ます。無事だといいんだけど。

 家の猫には、順位があります。モモとビーでは、年上のビーの方が位が上です。かつお節の順番でしつけました。

 二匹同時に台所にかつお節をもらいに来た場合。
 モモを餌場から引き離して押さえつけます。(犬で言うと伏せの姿勢をとらせる)。そして、ビーに高級なかつお節をあげます。その間、じっと待っていられるまでは、モモを手でなぜたり、話しかけたりして、すねないようにします。
 ビーが食べ終わったら。ビーが歩き去るのを待ちます。待ちます。なかなか去らなかったら、抱き上げて移動させます。
 そして。「モモ。」と優しく呼んでやり、モモのための削り節をお皿にあげます。モモは贅沢ではないので、安い削り節でも喜んで食べるからです。

 こうしてしつけること、半年以上。モモは二匹いるときには、決してビーのものを盗ろうとしません。待っています。待っています。
 「待て。」ができる猫はモモだけかもしれません。←親ばか

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